台風の影響で 連日の猛暑が
一転して 肌寒い日になりました
寒がりな ネコのあにきが ひざの上に乗っかって来ます
そっと ひざから降ろして
台風の目は ネコの目に・・・
スヤスヤと静かなこの台風は
しばらく茶の間に停滞し 私たちを和ませてくれました
本物の台風は 日本に上陸しないで! 遠くへ行ってしまえ~!!
みてみて~!!
ニコニコッ と玄関に立つ さっちゃんの手には
お庭で 切ったあじさい(アナベル)のお花
「モゾモゾ」が くっついてた~!!(妻)
もぞもぞ!? って なんだいそりゃ?(私)
どうやらセミの抜け殻のことを 新潟では「モゾモゾ」と言うそうです
(妻は新潟出身)
ヘンな呼び方~!(私)
えっ!普通でしょー!(妻) ということで
ちょっと調べて見たら 日本全国 各地で 実に様々な呼び名がある様です
「モズ」「ドンコ」「ベコ」「アナゼミ」「ウマウマ」「セミウマ」「ゴットン」
「ドンゴロ」「ムクムク」「ウゴウゴ」 まだまだ続く・・・・
セミは木に卵を産みつける
生まれるとすぐ地中にもぐり 木の根などの養分を採りながら
3年~6年(種類により異なる)もの長い間
数回脱皮を繰り返し 土の中で過ごす
地上へ出て 最後の脱皮 「モゾモゾ」をカッコよく脱ぎ捨て
成虫になると あと数週間のいのち
そのわずかな時間で結婚相手を見つける
昆虫の中では とっても長生き!
だけど 幼虫時代を数年かけて 真っ暗闇で過ごし
成虫では地上で数週間って バランスが悪い・・・?
数週間じゃ 恋人見つけるのもタイヘン!焦るぜ!
これもちょっと調べてみると
まず 幼虫時代は土の中で 天敵に狙われにくいのでゆっくり暮らせる
地上へ出て 成虫になると 天敵に襲われやすくなる
成虫としての いのちは 短いけれど 夏に一斉に成虫が出てくれば
出会いのチャンスも増えるし 天敵に襲われる危険も分散される
と言うことらしいです
なるほど!ここぞ と言う時に 大勢で協力して
セミ類の子孫繁栄を勝ち取っている訳ね!
人類も ここぞ と言う時には みんなで協力しなければ
戦争してる場合じゃありませんよ~!
土日(おとつい 昨日)に 久しぶりに 息子が帰省
以前 スノボに来たメンツ(息子の学生時代の音楽サークルの仲間)も
集まって 庭でバーベキュー大会!
火おこし しながら冷えたスイカ!
Photo taken by toshi
私たち 仕事もあるので 材料の買い物は 子供たちにお任せ!
定番の ネギ塩ホルモンから
ムムッ!? なにやら いろんなお肉が・・・!
ぶっとい 牛さんのお肉が じっくり 時間をかけて 焼きあがりました
Photo taken by yuki
仕上げはやっぱり これでしょ!! やきそば!
Photo taken by toshi
酒も進み 音楽仲間 という事で
火を囲んでプチ演奏会!
ギターや ベースや 電子ドラム アンプを引っ張り出してきましたよ
久しぶりに 使ったので 死んでるシールド(楽器とアンプをつなぐコード)もあって
思うように配線できませんでしたが 何とか音を出して
大盛り上がり!!!!!!
サザンや B’zや ビートルズなど みんなで歌いました
(老若 皆が知っている楽曲)
3月頃から 明けても暮れても 仕事ばっかりでしたので
とっても 楽しかったで~す!!
また時間がとれたら ぜひ遊びに来てね!
シールド買って 弦を張り替えて 待ってるゼイ!
遠い 夏の日・・・・
虫かごを肩に下げ 虫取り網をグっと握りしめ
夢中で 追いかけた 蝶々
ふわっと舞い上がり 網に入りそうで・・・ なかなか入らない
これは いったい何に使うのでしょうか お分かりでしょうか?
1 本来の使用目的通り 虫を捕まえる
2 タネ(果実)を入れ 水を流しながら 果肉を落とす
3 ヘビがニョロニョロ出た時に捕まえて遠くへ投げる
4 頭にかぶって 遊ぶ
さて どれでしょうか!? 答えは後で・・・
昨日 娘がひさ~しぶりに帰省
「妙義神社で かわいい葉っぱを見ぃ~つけた!」とのことで
虫に食べられた穴々が ユニークな顔に見えます
とても微笑ましい 一枚ですね
がしかし!! ハウスのお花につく虫となれば 話は別です!
虫たちは こんな微笑ましい食べ方をするばかりではありません
瞬く間に お花たちを 無残な姿に変えてしまうからです
ということで 先ほどの答えは
「1 本来の使用目的通り 虫を捕まえる」 でした
少年の心のまま 蝶々を追いかける事は出来ずに
ごめん!!と 心で云いながら 虫取り網で 捕まえます
(アゲハなど影響のない蝶々は眺めて楽しみます)
出来れば ハウスには飛んできてほしくないものですね
こちらは ぜひ 飛んできてほしい昆虫!(人間って勝手だなぁ・・・)
家の網戸に飛んで来ました
立派なアゴの曲線が カッコいいです 素晴らしいです
この辺の土地の人に聞くと
ノコギリクワガタやミヤマクワガタは
昔よりめっきり数が減ってしまったらしいです
仕事では仕方ない事もありますが 自然を大切にして
クワガタやカブトムシが いなくなってしまわない様にしなければ!と思います
その様に 強く思わせてくれるのは
少年の頃 私と戯れてくれた 私に夢をくれた虫たちなのではないでしょうか
自然と触れ合う事で 自然を大切にしたい心が育つもの
今の子供たちにも 虫と触れ合う機会が もっと増えればいいな と思います
それと 「虫食いの葉っぱが ユニークな顔に見えてかわいい」
と感じる心も 大事なこと と気付かされました
忘れないようにしよう!!
超~忙しくなって参りました!
久しぶりのブログ更新です
春の温室直売会が 4月29日(火)~5月6日(火) に決定しました!!
(営業時間は午後1時~4時まで)
昨夜 徹夜で印刷した 直売会お知らせハガキ
毎度のお客様へ 今日(25日) お送りさせていただきました
お庭では 華鬘草(ケマンソウ) が咲いています
別名 (鯛釣草)タイツリソウ とも言います
華鬘(けまん)とは 仏具のことですが ピンとこない方も!?
鯛釣り なら お花を見れば な~るほど! と微笑んでしまうでしょう
ハートが いっぱい釣れたようにも見えますね
もし 今の 若い人が 命名するなら ラブラブ草?
白も ありますよ
無垢な ハートを ゲット!というところかな
でも いっぺんに こんなにたくさんの ハートをゲットするなんて・・・!
ちょっと 欲張りじゃないですか!
ハートの下に 雫が ぶら下がっているようにも 見えます
「涙は 心の汗だ!」(古い!)
無垢なハートを 泣かせちゃ いけません!!
なんか 青春ドラマっぽい お花です
私なら 「胸キュン草」 と命名したいな
普通 今頃の季節は そんなに忙しくないのだが
大雪の被害に遭ったハウス修理の工事で ちょっと忙しい
沈んだ基礎石を ジャッキアップして 下にセメントを流し込む事になった
足場管を組んで 自動車用のジャッキを使って
まず 4ヶ所 の基礎石の修正を試みる
傾いた柱を ロープで引っ張り 修正しながら ゆっくり上げて行く
セメントを流し込んで 数日後にジャッキを下げて 穴を埋め戻して
完成!! の予定・・・ うまく行くのだろうか!?
うまく行ったとしても あと25か所くらい修正が必要
まだまだ 時間がかかりそうだ ・ ・ ・ ・
そんな 工事に追われている間にも
お花たちは すくすく育っている
気持ちばかり 焦ってしまう
他にも 数十種類の お花 や 野菜苗の
挿し木 種まき 移植 追肥 薬の処理 等
タイミングを逃さずに 進めて行かなくっちゃ!!
小さい脳みそが いっぱいになってしまいそう~!
でも 頑張るよ!
ソチ五輪も閉会し 熱き戦いも終わったばかり
が しかし!
木村園芸では 新たな熱き戦いが始まった!!
ネズミの仕業・・・
ピーマン しし唐 パプリカ ほぼ全滅
鷹の爪の苗だけ 少しかじって残している
辛くって ヒィーヒィー? 途中で止めたのだろうか?
ナスの苗は 一か所だけかじった跡がある
口に合わなかったのか?
ネズミ と 木村園芸の戦いには 歴史がある
昔 休憩室に現れた時 ネズミ捕り器(カゴタイプ)を購入し
中に煎餅を入れ仕掛けたが 掛かったネズミが小さくて
カゴの目からスルッと脱け出して逃げられる
~ 0 勝 1 敗 ~
次は 粘着板タイプで やはり煎餅を置き 仕掛ける
翌日 ネコのあにきが お腹に粘着板を貼り付けて歩いているのを発見・・!
やっちまったかぁー!!(剥がすのに大変苦労した)
~ 0 勝 2 敗 ~
次は フロックス親株の根を かじられて株が萎れていく・・・
この時は 餌に駆除成分が含まれるものを 置いた
これは効果あり!
~ 1 勝 2 敗 ~
次は オキザリス親株の 球根がかじられる・・・
フロックスの時と同じものを 置いたが
警戒しているのか? 食べない・・・
オキザリスの球根は ほとんど喰われた
~ 1 勝 3 敗 ~
今回は 前回と 違うメーカーのもの(成分は同じ)を使用してみる
効いてくれ~!!
この戦いでは 葛西選手のようなレジェンドや
真央ちゃんのような 感動の笑顔のストーリーが 生まれる事は無いが
それなりに 真剣勝負
ネズミも生きるために必死
こちらも 喰っていくために お客さんのために 負けられない
農業は いろいろな事が 起こります
ピーマン類のタネは 早急に発注して 播種しなきゃ!
14日~15日にかけての 記録的大雪
当初 前回ほどの降雪ではないという予報で
夕方の 雪下ろしを最後に 安心してしまい
少し油断がありました
が どんどん降り積もる雪・・・
真夜中の2時から 再びパイプハウス等の雪下ろし
大きいハウスは 暖房の温度を さらに上げ 雪を融かす が
融かすより 降り積もる方が 断然早い・・・
クタクタになって帰ってきた朝9時頃に ミゾレ雨 に変わる
この雨は ハウスの上の雪を 融かすのか? さらに重くするのか?
良いのか? 悪いのか? 後は祈るばかり・・・
お昼頃 雨が止み 外見はいつもと変わらぬハウス(第一農場)
見た事のないほどの 分厚い雪を乗せたハウスに
恐る恐る入ってみると
よって ハウス全体の 水平がバラバラになって
ハウスの谷や 通しのパイプが 歪んで波打っている
さらに 3m間隔の 48Φの柱が傾き始めている
(写真だと分かりにくいが 見た目 明らかに傾いている)
ゾッとした・・・ これはハウス倒壊の予兆・・・?
もう少し 長く降っていたら 倒壊していたかもしれませんでした
第2農場は H鋼の鉄骨ハウスなので 被害はありませんでした
今回は90cmくらい積もったようです
19日から また雪の予報・・・ ハウスの上の雪を早く融かさなければ
この上にさらに積もったら 危険だ
昼間 太陽光でハウスを暖め 雪を融かしたいのだが
ハウスを覆う雪で 光が遮られ ハウス内は薄暗く 温度が上がらない
雪もなかなか融けない・・・
という事で 今日は屋根に上り
ハウスの南面 屋根の雪をのける作業に追われた
今回の大雪で 農業施設には かなり大きな被害が出ている
近隣のパイプハウス(野菜)は ほとんど 潰れている
花の生産農家も ハウス倒壊の被害を受けている人がたくさんいる
こだわりを持ち 高い技術を持った たくさんの農家が
その技術を発揮する場所を奪われた
これは国としても 大打撃だ
救済としての 補助事業等が 必要だと考える
また 異常気象と言われる昨今
来年また同様の積雪があるかも知れない
業界全体で ハウスの耐雪の意識を より 高めなければいけない
良く降りましたねー!!
生ごみ 入れる コンポストが こんな かわいい姿に 変身!
お隣の 砕石置き場が ふんわり おもしろ~い 姿に
お花を 直売所へ 運ぶ 軽ワゴン車です 丸っぽい シカクに
低温を必要とする フロックスや エキナセアや オダマキなど
寒さに とっても 強い 植物なので 雪なんか へっちゃら です
降り積もる 雪は すべての角(かど)を無くして 丸くする
そして 一点の 汚れもなく 真っ白
そんなところが なんか イイ!
昨日から ハウスの 雪おろしや 雪かきで
肩や 腰 が 痛い!!
雪が降ると いろいろと厄介だと思ってしまいますが
雪は 姿を変え 恵みの水になる
水がなければ 農業も・・・ 生活すら ままならない
丸くて 真っ白で 暖かく 大切な ちょっと厄介な 雪
足跡つけてしまうの もったいないくらいキレイ
でも もうちょっと 控えめに降ってね・・・!