14日~15日にかけての 記録的大雪
当初 前回ほどの降雪ではないという予報で
夕方の 雪下ろしを最後に 安心してしまい
少し油断がありました
が どんどん降り積もる雪・・・
真夜中の2時から 再びパイプハウス等の雪下ろし
大きいハウスは 暖房の温度を さらに上げ 雪を融かす が
融かすより 降り積もる方が 断然早い・・・
クタクタになって帰ってきた朝9時頃に ミゾレ雨 に変わる
この雨は ハウスの上の雪を 融かすのか? さらに重くするのか?
良いのか? 悪いのか? 後は祈るばかり・・・
お昼頃 雨が止み 外見はいつもと変わらぬハウス(第一農場)
見た事のないほどの 分厚い雪を乗せたハウスに
恐る恐る入ってみると
よって ハウス全体の 水平がバラバラになって
ハウスの谷や 通しのパイプが 歪んで波打っている
さらに 3m間隔の 48Φの柱が傾き始めている
(写真だと分かりにくいが 見た目 明らかに傾いている)
ゾッとした・・・ これはハウス倒壊の予兆・・・?
もう少し 長く降っていたら 倒壊していたかもしれませんでした
第2農場は H鋼の鉄骨ハウスなので 被害はありませんでした
今回は90cmくらい積もったようです
19日から また雪の予報・・・ ハウスの上の雪を早く融かさなければ
この上にさらに積もったら 危険だ
昼間 太陽光でハウスを暖め 雪を融かしたいのだが
ハウスを覆う雪で 光が遮られ ハウス内は薄暗く 温度が上がらない
雪もなかなか融けない・・・
という事で 今日は屋根に上り
ハウスの南面 屋根の雪をのける作業に追われた
今回の大雪で 農業施設には かなり大きな被害が出ている
近隣のパイプハウス(野菜)は ほとんど 潰れている
花の生産農家も ハウス倒壊の被害を受けている人がたくさんいる
こだわりを持ち 高い技術を持った たくさんの農家が
その技術を発揮する場所を奪われた
これは国としても 大打撃だ
救済としての 補助事業等が 必要だと考える
また 異常気象と言われる昨今
来年また同様の積雪があるかも知れない
業界全体で ハウスの耐雪の意識を より 高めなければいけない