妙義山麓 木村園芸

木村園芸は、群馬県富岡市、妙義山の麓で花苗の生産、卸、直売をしている園芸農家です。

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多肉植物の育て方

  • 置き場所
    雨が当たらない場所。
    秋~春は日の当たる場所、初夏~夏の暑い季節は半日陰の場所が良いです。
    冬は、室内で0℃以上を保てる場所が良いですが、寒さに強い品種は氷点下になっても大丈夫なものもあります。しかし寒さに耐えられる気温は、土の湿り気の状態により変化しますので、出来れば0℃以上の方が安全です。(センペルビウムは寒さに大変強く、-10℃までは耐える事が出来ます)
  • 水やり
    春と秋の成長期は2週間に1回程度が目安です。土が乾いても大丈夫です。
    かえって水のやり過ぎで根や茎を腐らせて枯らせてしまう事がありますので、普通の植物とは全く別物と思って水管理をして下さい。
    初夏~夏の暑い季節は1か月~2か月に1回程度が目安です。土がカラカラに乾いて、品種によっては葉にしわがよる位に乾いても平気です。土がカラカラに乾いている方が寒さや暑さに耐える事が出来ます。
    受け皿等に水は溜めないで下さい。土が乾いている状態の時間が多肉植物にとって大切な時間だと思ってよいでしょう。
  • 肥料
    肥料はあまり必要としませんが、成長期の春と秋には、時々薄い液肥をやってもいいでしょう。
  • 葉色
    品種により葉の色が、黒や赤、黄色、橙色、茶色等の美しいものがありますが、環境が悪いと色が出にくくなる場合があります。美しい色が出ない主な原因としては、日当たりが悪い、肥料が多い、水が多い、植え替えをして生育が旺盛になった、本来の季節の低温に当たっていない等が挙げられますので、その品種の性質を知っておくと良いでしょう。低温により葉が色づくものは、秋~春は良く日に当て、肥料を切り、水もかなり控え、ある程度の低温にあてると良いでしょう。
  • 手入れ
    長い間育てていると、どんどん葉が展開して背丈が伸びてきます。這うタイプのものは垂れ下がって茎が伸びてきます。
    いよいよ伸びて来たら、お望みの場所でカットしましょう。カットしたあたりから脇芽が出ますのでその後の形をイメージしてカットする場所を選んでみましょう。
    カットしたものは、新たに土に挿しておくとやがて発根して増やすことも出来ます。挿し木は、春か秋頃に 乾いた水はけの良い土に挿すと、品種にもよりますが1か月程度で発根してきます。品種によっては葉挿しが出来るものもあります。
    株が大きくなってきたら、一回り大きな鉢に植え替えるといいでしょう。土は水はけの良いサボテン用の土等が良いでしょう。
火祭り
ベンケイソウ科 クラッスラ属
気温が低くなる秋頃から葉が赤く染まり始めます。冬は0℃以上が安全。

 

ルビーネックレス
キク科 オトンナ属
秋~春に葉がルビー色に染まり、可愛い小さな黄色いお花を咲かせます。冬は0℃以上が安全。

 

茜の塔(あかねのとう)
ベンケイソウ科 クラッスラ属
秋~春に葉が紅葉します。
とてもユニークな姿で人気があります。冬は0℃以上が安全。

 

ポーチュラカ ウェルデルマニー
スベリヒユ科 スベリヒユ属
毛むくじゃらの個性的な茎の先にピンクのお花。寒さにやや弱いので冬は室内へ。土が乾いていれば0℃大丈夫です。

 

センペルビウム ラブリーレディ
ベンケイソウ科 センペルビウム属
秋~春に葉が紅葉します。寒さには大変強いですが、夏の暑さは苦手です。日陰で断水して夏越しをするといいでしょう。
冬は氷点下でも耐えられます。

 

センペルビウム テクトラム ロイアナム
ベンケイソウ科 センペルビウム属
秋~春に葉の黒と緑の色合いが美しいです。寒さには大変強いですが、夏の暑さは苦手です。日陰で断水して夏越しをするといいでしょう。冬は氷点下でも耐えられます。

 

センペルビウム フランク レイネルト
ベンケイソウ科 センペルビウム属
丸丸と可愛らしく、秋~春に葉がソフトに赤く色づきます。寒さには大変強いですが、夏の暑さは苦手です。日陰で断水して夏越しをするといいでしょう。冬は氷点下でも耐えられます。

 

若緑(わかみどり)
ベンケイソウ科 クラッスラ属
自然に枝分かれし、形よく成長します。多肉寄せ植えにも重宝。冬は0℃以上が安全。