この 終わり花は 放っておいても大丈夫ですが
時間があれば 摘み取ると良いです
タネをつけると そちらの方に力をとられてしまう事と
悪い天気が続くと 萎れた花弁などが病気を招く恐れがあるからです
ただ 「摘まねば」と思うと 重荷となってしまいますので
楽しくやれる範囲で・・ 楽に考えましょう(もともと 強い植物なので)
終わり花を摘む時は 花だけ摘むのではなく
花茎の付け根あたりで摘み取ります
「いままで綺麗に咲いてくれて ありがとね!」という思いをこめて
やり始めると 結構 夢中になってしまいます
今日は36感謝でした!
摘み取った終わり花は 庭の端っこなどの 土の上に積んでおきましょう
さまざまな生物が係わりながら 徐々に分解され
やがて わずかながら栄養を含んだ土にかえっていきます
そして また新たな植物が生まれ育つ環境が作られていくのですね
自然のしくみってすごい! 自然に感謝!
そういえば この間テレビで見たのですが
漁師さんが 海ではなく 山に行って 一生懸命ある事をするそうですが
何をすると思います?
山へ行って 植林をしているそうですよ 理由は
植林して木々を増やすと 秋にたくさんの葉が落ちる
→腐葉土の栄養を含んだ雨水は川を流れ海へ運ばれる
→栄養を含んだ水で プランクトンが多く発生し
→豊富なプランクトンをエサに 魚が順調に生育する
という事だそうです
また 森林が伐採されると 雨が降るたびに 山から土砂が海に流れ込み
海水が濁り コンブ等の海藻が育たなくなるそうです
何年も先の事を考えているこの活動は素晴らしいと思いますね
さて 終わり花を摘んでいると
中には こんなカタチのものを見つける事があるでしょう
パンジーやビオラが 受粉して結実したものです
きちんとタネが整列していますよ! キレイでしょ!
まだ白い色ですが 摘まずに そのままにしておくと
褐色になり やがてタネがはじけ飛びます
タネが飛んで 翌年ひょんな所で 花開いている事もあります
(だいたい春になると花が多すぎて 終わり花摘みも しなくなるもので・・)
自然交配されて まれに見た事ないようなお花が咲くこともありますよ!